(続き)そして翌朝。すっかりボロボロに成り果てた状態で、やっと彼女に
会う事ができました。彼女は僕の姿を見て爆笑しました。
「くさい何か臭う」と言って、僕の尻をキックしました。
もはや忠実になろうというより、我慢をしてる自分が気持ちいい状態であり
ます。
 風俗嬢だった彼女は僕のためにとお店を辞めました。そのことを今でも覚
えているから、何があっても彼女のために生きようと決めたのです。

現状、僕は車のひとつすら運転できない。彼女に世話になる事のほうが多い。
誰が何と言おうとも、目の前に居る女の子は僕にとって女神。
そう信じられることが今とてもうれしい。
世界一の幸せ者だなって思う。

(続き)お菓子を食べながら携帯を見ると、彼女から何件も着信がありました。
留守電を聞いてみると、「あんたどこにいるの!?なにやってん○%♧¿д△!」
と怒りで聞き取れないほどの口調になっていました。

どうやら僕は日付を一日間違えていたらしいのです。
本来は、僕が待ち合わせ場所に来た翌日つまりは今日が彼女との約束の日で。
僕は人様にお菓子をいただいてる場合ではなかった。

急いで彼女に折り返すと、
「もう家帰った。風呂入ってすっぴんだし、出たくない」
しかし。それは困る。僕はこうしてキャンプ用品を抱えて外に居るではないか。
とりあえず、行こうよ。何度も言ってみたところ伝わったようだ。
「しょうがないな。じゃぁ明日ね!明日仕切り直し!」
彼女はガハハと豪快に笑った。それを聞いて安心した僕は、家に帰るのが全く
面倒になってしまった。
そんなこんなでこの日も家には帰らず、一人で星空を眺めながら外で眠った。
(続く)

あなたはデートなどの待ち合わせで最長何時間待ったことがありますか?
自分は、二日です。本当に。

その日はよく晴れていました。彼女を待たせるのは良くないと、待ち合わ
せの二時間前には到着してしまいました。その時点で結構なあれです。
しかもキャンプに行く予定だったため、寝袋から何から全て持っていまし
た。車?それは自分ではなく彼女が運転する予定でした。
僕は免許を持っていない。

彼女の車を待つ事、二時間。待てども暮らせども携帯は鳴りません。
こちらから掛けて信用してないと思われるのも、なんかあれだったので
じっくり待つ事に決めました。
それから気がつけば半日ほど経っていました。日は傾いて来ている。
幸いなことに寝袋などを持参していたので、邪魔にならないような場所で
睡眠をとることにしました。
目が覚めると更に半日が経過していました。

僕は近所を散歩して、河原でカレーを作って食べました。
コンロ持っていましたから。
一人キャンプです。自宅から徒歩30分圏内の。
もうその頃になると、彼女とキャンプに行くという本来の目的など忘れて
河原で石を投げて遊んでいる子供たちと本気で対決したり、
この辺りで暮らしているという方に、これまでの経緯に同情されてお菓子
を貰ったりしていました。(続く)


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